えびねの失敗しない育て方

 

1 してはいけないこと

 ①日陰の植物です。⇒直射日光に当ててはいけません。

 ②葉が23枚しか出ません。⇒強い風に当ててはいけません。

 

2 花がすんだら(鉢植えの場合)

 ①花穂を抜き取る

 ②少し大きめな鉢に植え替える

  用土:混合用土<赤玉土(中粒)1、桐生砂(中粒)2,ベラボン0.5>、クリプトモス、市販の東洋欄の培養土など

 ③固形肥料を置く

 ④水苔をしく(鉢内の温度を下げる、湿度を保つ)

 

3 その後の管理

 ①置き場・・・遮光をした蘭舎

家の北側など直射日光の当たらないところ

        そして、強い風の当たらないところ、または、その工夫(防風ネットなど)

 ②水やり・・・水苔が乾きかけたら(基本、水は好き)

        目安:春・秋は23日に1回、夏は毎日(夕方)、冬は1週間に1回(午前中)

 ③肥料やり

  ・花後に固形肥料

  ・秋口に固形肥料

 

4 より大きく咲かせるために

 ①花後の固形肥料+週1回のうすい液肥(窒素分の多いもの、梅雨が終わるまで)

 ②秋口の固形肥料+週1回のうすい液肥(リン酸・カリ分の多いもの霜が降りるまで)

 ③3月中の週1回の薄い液肥(ハイポネクス等のバランスのとれた液肥)

 ④鉢は徐々に大きくしていく

 ⑤2~3年に1回植え替えをする

 ⑥夏を涼しくする、冬に寒風を当てない

 

5 やむを得ず地植えの場合

 ①常緑樹の下や塀のかげなど、直射日光の当たらない場所

 ②湿り気のあるところ

 ③穴を掘ったときに腐葉土を混ぜる

 ④根を広げるようにして植え付ける(酸素が好きなため)

 

6 怖いのはウイルス(バイラス)病

 治療法はありません。ウイルス病と分かったら焼却処分を!

 症状・・・葉に白っぽい筋がランダムに出る

      花色がむらになる