えびねの失敗しない育て方
1 してはいけないこと
①日陰の植物です。⇒直射日光に当ててはいけません。
②葉が2~3枚しか出ません。⇒強い風に当ててはいけません。
2 花がすんだら(鉢植えの場合)
①花穂を抜き取る
②少し大きめな鉢に植え替える
用土:混合用土<赤玉土(中粒)1、桐生砂(中粒)2,ベラボン0.5>、クリプトモス、市販の東洋欄の培養土など
③固形肥料を置く
④水苔をしく(鉢内の温度を下げる、湿度を保つ)
3 その後の管理
①置き場・・・遮光をした蘭舎
家の北側など直射日光の当たらないところ
そして、強い風の当たらないところ、または、その工夫(防風ネットなど)
②水やり・・・水苔が乾きかけたら(基本、水は好き)
目安:春・秋は2~3日に1回、夏は毎日(夕方)、冬は1週間に1回(午前中)
③肥料やり
・花後に固形肥料
・秋口に固形肥料
4 より大きく咲かせるために
①花後の固形肥料+週1回のうすい液肥(窒素分の多いもの、梅雨が終わるまで)
②秋口の固形肥料+週1回のうすい液肥(リン酸・カリ分の多いもの霜が降りるまで)
③3月中の週1回の薄い液肥(ハイポネクス等のバランスのとれた液肥)
④鉢は徐々に大きくしていく
⑤2~3年に1回植え替えをする
⑥夏を涼しくする、冬に寒風を当てない
5 やむを得ず地植えの場合
①常緑樹の下や塀のかげなど、直射日光の当たらない場所
②湿り気のあるところ
③穴を掘ったときに腐葉土を混ぜる
④根を広げるようにして植え付ける(酸素が好きなため)
6 怖いのはウイルス(バイラス)病
治療法はありません。ウイルス病と分かったら焼却処分を!
症状・・・葉に白っぽい筋がランダムに出る
花色がむらになる